ブランクがあるという方は派遣社員として働くのも1つの道である。
派遣社員として働くと収入が安定しないことや、初めての業界では仕事を手に入れにくいことが問題になりがちだ。企業としては比較的戦力になりそうな人を派遣してもらいたいと思っているため、経験が重視されることも多い。
しかし、介護業界ではこのような問題があまり発生せず、誰もが派遣社員として働きやすいのが現状だ。
介護の仕事を経験したことがあれば重宝れるが、全く経験がなくても問題はない。派遣会社側が研修制度を確立していて、初めて現場に出る前に最低限のノウハウを伝授してもらうことが可能だからだ。
新しい業界にチャレンジしたいという人に向いていると言えるだろう。
一方、派遣先が見つからずに困るようなこともあまりない。介護の需要が高まっている影響で仕事が豊富にあり、むしろ待遇の良さや勤務先の近さなどを考慮して選べる立場になれるだろう。
派遣先も多岐にわたっており、働き方も自分なりに選べる。フルタイム勤務を求める求人もあるが、週に2日か3日だけ働いたり、昼間や土日にだけ仕事をしたりすることもできる。また、訪問介護や訪問入浴などでは単発の仕事もあって、都合が合ったときにだけ働くことすら可能だ。
勤務体系は多種多様なので、自分のライフスタイルに合わせて適切なものを選べばワークライフバランスを自由に整えられるだろう。派遣先の候補も増加しているので契約が切れても次の職場を探すのが楽しみになるのではないだろうか。